MUST-SEE ART | 「ART FAIR TOKYO19」@東京国際フォーラム
2025.03.07

日本最大級のアートフェア、草間彌生の衣装や森山大道の貴重なカラー写真、マルタン・マルジェラの作品も並ぶ
2025年3月7日(金)〜9日(日)に開催

週末の“To Doリスト”に加えておきたい、今見るべきアート展を毎週金曜日に紹介するHONEYEE.COMのMUST-SEE ART。今回は日本のアートシーンをリードする「ART FAIR TOKYO」に注目。ギャラリーや美術館による企画展とはまた違った、アートフェアならではのボリュームやラインナップから見えてくる魅力があるはずだ。

森山大道, Untitled, early 1970s(printed in 2013), cibachrome, 20 × 24in | AKIO NAGASAWA GALLERY

国内最大級のアートフェアとして知られる「ART FAIR TOKYO19」が、本日2025年3月7日(金)から9日(日)まで3日間開催されている。

日本のアートマーケットを包括的にプレゼンテーションする機会として、2005年にスタートしたこの国際的なアートフェアでは、現代アートはもちろん日本画や近代美術、古美術や工芸まで幅広い作品が並ぶ。

19回目を迎えた今回は「ギャラリー・クロッシング・プロジェクト」で構成される3セクションに、国内外から総勢139軒のギャラリーが参加する充実ぶり。

葛飾北斎, 潮干狩図, 絹本着色, 32.5 × 47.9 cm | 角匠

草間彌生, Untitled(Dress), Mixed media (Oil painting on dress), 1968年, 62 × 118cm(Blouse)/40×49cm(Skirt) | たけだ美術

各ブースも例年より拡大してパワーアップしており、その中には 葛飾北斎 による作品や 草間彌生 がパフォーマンスで実際に着用した衣装、森山大道 による貴重なカラー写真、さらには マルタン・マルジェラのアートピースなど、その顔ぶれだけでなく作品一つ一つの魅力も際立つ。

一つの会場で幅広いジャンルや時代を超えたアーティストがクロスオーバーする「ART FAIR TOKYO19」では、心ゆくまでアートの世界にじっくりと浸れそうだ。

<Information>
「ART FAIR TOKYO19」
会期:2025年3月7日(金)〜9日(日)
開館時間:3月7日(金)・8日(土)11:00〜19:00、最終日は11:00〜17:00
会場:東京国際フォーラム B2F ホールE / B1F ロビーギャラリー 東京都千代田区丸の内 3-5-1
公式サイト:https://artfairtokyo.com/about
出展ギャラリー一覧:https://artfairtokyo.com/exhibitors