日常というロングトレイルを走る装備
Text Takeru Yamanaka
「日常という“誰とも違うロングトレイル”に相応する服」。yoshiokubo(ヨシオクボ) 2026年秋冬ショーは、暗転したフロアに一本の白いコース。モデルはゴーグルを模したメイクやフェイスカバーを装着し、そのラン文化を表現した。
スタートは、マラソン参加者の群像を写した総柄セットアップ。以降もテクニカルなトラックジャケットのセットアップが列をなし、止水ジップ、立体ポケットがギア感を強調。ブラック~ダークブラウンのレンジで統一しつつ、オリーブやグレーで温度差をつくる。胸元にレイヤードされたスヌードや、対角線に跨るスリングバッグは、走り、移動する身体のためのモジュールとして機能する。
クラシック要素を付加し、リズムを変える。ダッフルのトグルを備えたアウター、ヘビーな表情のショートコートやボンバーを重ねるルックは、トラックスーツの上にアウターを羽織ってそのまま街へ出る、いまの都市生活者の日常を描く。抽象的なブルー×ホワイトの総柄セットアップ、片脚だけ解剖学モチーフをあしらったパンツなど、グラフィックは「ラン」を記号化して視覚に訴えた。明度の高い軽量ケープや、マゼンタのフードが風を孕(はら)み、スピード感を演出する。
後半はエスニックの要素が混ざり合う。南米の山岳民族のようなスカートを皮切りに、ジグザグの手仕事感ある織りにフリンジを走らせたワイドパンツやベスト、毛足の長いシャギーを全面に配したマキシ、ゴブラン調のフリンジブルゾンなどを着用したモデルが登場。いずれも土着性とモダンな機能性を掛け合わせている。
どのルックも、分量のあるパンツ、裾を溜めるレングスで統一し、“スポーツユーティリティ”を主役にした。フィナーレでは、モデル全員がアウターを脱ぎ走り出す。――“BEYOND RUNNING”というテーマをゲストに強く印象づけた。
「日常という“誰とも違うロングトレイル”に相応する服」。yoshiokubo(ヨシオクボ) 2026年秋冬ショーは、暗転したフロアに一本の白いコース。モデルはゴーグルを模したメイクやフェイスカバーを装着し、そのラン文化を表現した。
スタートは、マラソン参加者の群像を写した総柄セットアップ。以降もテクニカルなトラックジャケットのセットアップが列をなし、止水ジップ、立体ポケットがギア感を強調。ブラック~ダークブラウンのレンジで統一しつつ、オリーブやグレーで温度差をつくる。胸元にレイヤードされたスヌードや、対角線に跨るスリングバッグは、走り、移動する身体のためのモジュールとして機能する。
クラシック要素を付加し、リズムを変える。ダッフルのトグルを備えたアウター、ヘビーな表情のショートコートやボンバーを重ねるルックは、トラックスーツの上にアウターを羽織ってそのまま街へ出る、いまの都市生活者の日常を描く。抽象的なブルー×ホワイトの総柄セットアップ、片脚だけ解剖学モチーフを走らせたパンツなど、グラフィックは「ラン」を記号化して視覚に訴えた。明度の高い軽量ケープから覗くディープブルーのセットアップや、マゼンタのフードが風を孕み、スピード感を演出する。
後半はエスニックの要素が混ざり合う。南米の山岳民族のようなスカートを皮切りに、ジグザグの手仕事感ある織りにフリンジを走らせたワイドパンツやベスト、毛足の長いシャギーを全面に配したマキシボトムス、ゴブラン調のフリンジブルゾンなどを着用したモデルが登場。モダンなアイテムや素材とかけわせることで、土着性とのバランスをとっている。
どのルックも、分量のあるパンツ、裾を溜めるレングスで統一し、“スポーツユーティリティ”を主役にした。フィナーレでは、モデル全員がアウターを脱ぎ走り出す。――“BEYOND RUNNING”というテーマをゲストに強く印象づけた。
Courtesy of yoshiokubo



































