BUYERS' RECOMMEND|Vol.70:MAIDENS SHOP
2026.03.25

BUYERS' RECOMMEND | あのバイヤーが推す最旬アイテム
憧れと信頼のおける、“MADE IN USA”な一足

全国のセレクトショップバイヤーの目利きで選び抜かれたアイテムを、そのバイヤーのリアルなコメントと共に紹介する連載企画「バイヤーズ レコメンド」。今回は“世界中から素晴らしいデザイン、プロダクツを日本へ”をテーマに、神宮前に本店を構える「MAIDENS SHOP」から、クラシックとカントリーのバランスが絶妙な別注シューズが届いた。

Text Takaaki Miyake

ALDEN V-TIP ¥173,8 00

今月は神保町に新店舗となる「MAIDENS SHOP JIMBOCHO」をオープン。店内にはこれまでのセレクトに加え、ヴィンテージやアンティークも並び、さらにはコーヒースタンドも併設するなど、ますます独自性を増す、1997年スタートの「MAIDENS SHOP」。そんな同店が約1年半をかけて実現させたという、待望の一足がこちら。

「長年、取り扱いを切望していたALDEN(オールデン)へ、2024年秋頃にオーダーした一足が、ようやく入荷しました。インポートブランドを多く扱うため、ドレスシューズというよりも、日常のスタイルに自然と馴染むイメージで別注を依頼しました。

今回が初のオーダーだったこともあり、モデルはALDENを代表する「V-TIP」をセレクトし、アッパーにローデングリーンのスエードを採用した点がポイントです。

また、色ブレが多いとされるローデンスエードですが、色の選定は即決と言っても過言ではありませんでした。アッパーの色味と素材に合わせて、コバはナチュラルに仕上げ、シューレースは革紐ではなくコットンの平紐を採用し、ブラウンのアイレットを組み合わせています。全体として、クラシックとカントリーの中間に位置するようなバランスに仕上がりました」

職人不足や原材料の高騰が嘆かれる中でも、やはり魅力的な響きの“MADE IN USA”。そのクラフツマンシップと「MAIDENS SHOP」のこだわりを詰め込んだ今回の別注モデルでは、モディファイドラストを採用。

本来は医療用の矯正靴をルーツに持つ木型をベースに、深く絞り込まれたウエストラインが生み出す流麗なフォルムが目を引く。独特のくびれと、指先にゆとりを持たせた設計により、土踏まずをしっかりと支えながら自然なアーチを形成し、足全体に安定をもたらす実力派。

長年支持され続けてきた、その理由にも納得の履き心地をぜひ店頭で体感したい。



MAIDENS SHOP
https://maidens-shop.jp/
https://www.instagram.com/maidens_shop/

田中 康陽
MAIDENS SHOP バイヤー / ストアディレクター

2016年に入社。国内外のバイイングを担当しながら、現在も店頭に立ち続ける。現場でのリアルな反応を仕入れへと還元する手腕を発揮。2026年3月、神保町にオープンした新店舗のバイイングにも参画している。